編集理念

Moon.co.jpの編集理念は、三つです。 月を美しく読むこと。 月を正確に読むこと。 月を深く読むこと。

美しく読むとは、月をただ飾ることではありません。 満月だけでなく、欠けた月、見えない月、寒い月、遅れて昇る月、雨の中で想像する月まで受け止めることです。 正確に読むとは、月相、潮汐、地質、月の水、探査機の事実を粗末にしないことです。 深く読むとは、文化と科学を分けず、過去と未来、公の月と私の月を一つの物語として読みつなぐことです。

月は、一つの意味では足りません。 Moon.co.jpは、月を一つの分野に閉じ込めません。

美しく、正確に、深く読むという編集理念を、満月、和歌、地質図、探査機で表現したビジュアル
Moon.co.jpの基本姿勢は、月を「美しく、正確に、深く」読むことです。

日本から月を読む

Moon.co.jpは、日本から月を読みます。 これは、月を日本だけのものにするという意味ではありません。 月は人類の天体です。 しかし日本には、日本からしか見えにくい月があります。

月見、旧暦、十五夜、十三夜、和歌、俳句、月の兎、名月、朧月、有明の月、十六夜、月影、月白。 日本語と日本文化は、月を細かく受け取り、深く名づけてきました。 同じ満月でも、日本語で読むと、見え方が変わります。

このサイトでは、日本の月文化を懐古としてではなく、未来へつながる知恵として扱います。 月を所有せず、待ち、供え、沈黙し、見えない月まで味わう。 その態度は、月面時代にも意味を持つはずです。

科学を大切にする

月の美しさを語るためには、科学を避けてはいけません。 月の満ち欠けは、地球の影ではありません。 月の海は、水の海ではありません。 月の模様は、文化としては兎であり、科学としては月の海と高地の地質の違いです。

科学を知ると、月の詩情は失われるのではなく、深くなります。 満月の光が、太陽光を反射する月面の石から届いていること。 大潮が、月と太陽と地球の配置と関係すること。 月の南極に水氷の可能性があり、LUPEXのような探査がその実態を測ろうとしていること。 それらを知ると、月見の夜はさらに豊かになります。

Moon.co.jpは、月を美しく語りながら、科学的な正確さを尊重します。

月の満ち欠け、月面地質、潮汐、月の水を重ねたMoon.co.jpの科学姿勢を示すビジュアル
月の科学は、月の詩を壊さず、むしろ月の奥行きを増やします。

JAXAの月探査を読む

Moon.co.jpでは、JAXAの月探査を重要な柱として扱います。 かぐやは月を美しく、科学的に観測しました。 SLIMは日本初の月面軟着陸を達成し、狙った場所へ降りるピンポイント着陸の時代を示しました。 LUPEXは月の南極で水資源の量と質を調べようとしています。 Gatewayとアルテミスの時代には、日本は生命維持、補給、与圧ローバー、日本人宇宙飛行士の月面活動にも関わっていきます。

これは、月見の文化と切り離された宇宙ニュースではありません。 月見の国が、月を科学で読み、月面へ降り、月の南極で水を測ろうとしている。 Moon.co.jpは、その流れを「月見から月面へ」という日本の月の物語として読みます。

JAXAの月は、技術の月です。 しかし同時に、日本の文化の月ともつながっています。

Moon Magazine Features

Moon.co.jpの特集室は、このサイトの雑誌的な中心です。 「Moon Magazine 創刊号」では、A Full Discovery of Our Little Brother をテーマに、地球の小さな弟としての月を読みます。 「日本人は、なぜ月を違って見てきたのか」では、月見、旧暦、和歌、兎、潮、JAXAを一本でつなぎます。 「満月と日本人の心」では、見上げる、待つ、供える、沈黙するという月見の精神を読みます。

さらに、月を時間、言葉、水、石、家、私的な満月として読み直す横断特集を置いています。 Moon.co.jpは、辞書ではなく、読むための月の雑誌です。 ページを移動するたびに、同じ月が少し違って見えてくる。 それが理想です。

Moon Magazineの特集室、月の記事、写真、和紙、科学図を並べた編集室のビジュアル
Moon Magazine Featuresは、月を一冊の雑誌のように読みつなぐ特集室です。

私的な月も大切にする

月は公共の天体です。 誰のものでもありません。 しかし、月は同時に非常に私的な光でもあります。 誰かと見た満月。 帰り道に見上げた月。 失った人を思った月。 愛する人を思った月。

Moon.co.jpには、「月月子」という私的な月の言葉があります。 二つの月が重なり、子という命がそこにいる。 それは辞書に載る古語ではなく、愛する人を満月として見るための、個人的で美しい月の漢字です。

科学の月と私的な月は、矛盾しません。 月面の座標も、和歌の余白も、愛する人の名に宿る月も、同じ天体へ向けられた人間のまなざしです。 Moon.co.jpは、そのすべてを受け止めます。

月は、誰かの満月でもある。

Moon.co.jpは、天文学の月だけでなく、心の中に昇る月も大切にします。
月月子。二つの月が重なり、ひとりの人が満月になる。
月をまるごと読むなら、その私的な光も欠かせません。

このサイトを読む方へ

Moon.co.jpは、月が好きなすべての人のためのサイトです。 日本文化に関心のある人。 月見や旧暦をもう一度知りたい人。 月の科学をわかりやすく深く読みたい人。 JAXAの月探査を日本語で美しく理解したい人。 そして、自分だけの月の記憶を持つ人。

専門家だけのためのサイトではありません。 しかし、専門的な内容を軽く扱うサイトでもありません。 読みやすく、しかし浅くない。 美しく、しかし曖昧ではない。 そのバランスを目指します。

月は、子どもにも、大人にも、詩人にも、科学者にも、技術者にも、旅人にも開かれています。 Moon.co.jpも、そうありたいと思います。

画像について

Moon.co.jpでは、各ページに強い編集的ビジュアルを配置します。 画像は、単なる飾りではありません。 月の文化、科学、JAXAの探査、私的な月の感情を、読者が直感的に受け取るためのもう一つの文章です。

画像は、https://moon.co.jp/images/ を基本パスとして構成します。 各画像ファイル名は、何を描くべきかがわかるように、できるだけ具体的で説明的にしています。 それにより、後から制作・管理しやすく、Moon.co.jp全体の編集世界も統一されます。

月の画像は、ただ美しいだけでは足りません。 そのページの主題を、正確に、詩的に支える必要があります。

連絡先

Moon.co.jpに関するご連絡、掲載、共同企画、ライセンス、広告掲載などについては、以下の連絡先をご利用ください。

Moon.co.jp / Moon Magazine
Email: info@Japan.co.jp
Network: Japan.co.jp

結び — 月を、まるごと発見する

月は、見慣れてよいほど浅い天体ではありません。 満月の光、旧暦の時間、和歌の余白、月の兎、潮汐、月の地質、月の水、JAXAの探査、アルテミス時代、私的な満月。 それらはすべて、同じ月へ向けられた人間のまなざしです。

Moon.co.jpは、そのまなざしを一つずつ集めます。 月を、美しく、正確に、深く。 日本から、そして未来へ。

今夜の月を見上げてください。 Moon.co.jpは、そこへ戻るためのサイトです。

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